日本の代表的な柑橘類。江戸時代初期に鹿児島の長島で偶発実生により発生したといわれている。極早生品種は9月から収穫が始まり、12月に収穫される晩生のものは貯蔵され3月まで出荷される。ハウスミカンは5月から9月頃で回る。

温州みかんに比べ、形が平たい。酸味が少なく、甘味が強い。内皮が厚め。早生の温州の後12月から3月頃まで出荷される。

出荷時期は、12月～1月

青島みかんの後位に出荷される。酸味が少なく、すっきりとした甘さ。

インド北部原産。1896年に日本に導入された。果実は150gから200gで果肉は柔らかく、香りがある。甘味が強く酸味は少ない。果心の空隙が大きい。栽培は暖地に向く。

出荷時期は、1月後半～３月前半。「キヨミタンゴール」と「ポンカン」を掛け合わせてできた品種。外の皮が柔らかく簡単に手でむけ、内皮ごと食べられる。糖度が高く果汁も多い。爽やかな味わい。

主な出荷時期は、２月～３月。

文旦（ザボン）の仲間とグレープフルーツの交雑品種。中身は赤みがかっています。

出荷時期は2月。

「日向夏」と「ニューサマーオレンジ」の実生から選抜育成された品種で、平成8年に品種登録された平成うまれの新しい品種。酸味が少なく、カットした途端広がる爽やかな香りで春の訪れを感じさせてくれます。

　ゴツゴツとした、酸っぱそうな皮からは想像できない上品な甘さで、酸味の少ないぷるっとした食感が人気です。

 出荷時期は12月～3月。

中国原産。日本には鎌倉時代末期から室町時代初期に「マルキンカン」が伝わったとされる。

甘味と酸味、ほのかな苦味を持ち合わせている。甘露煮やマーマレードなどに皮ごと調理する。

文旦の雑種。「八朔（はっさく）」は、旧暦8月1日のことだが、熟すのは年が明けてから。果皮は厚く、果肉も固めだが、風味がよく、パリパリした食感がよい。南伊豆の出荷時期は、2月～3月。7月～8月。