自然薯
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分類 | ヤマノイモ科ヤマノイモ属 |
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販売時期 | 主に11月~3月 |
湯の花販売数 | 約 1500点 |
ご説明 |
自然薯(じねんじょ)は、日本が原産のヤマノイモです。その名が示すとおりかつては山に自生している天然のものを収穫していましたが、近年では栽培が盛んに行われるようになり、まっすぐに伸びた綺麗な形の物が市場に流通しています。 もともと野生種で山菜の王者と呼ばれ古くから珍重されてきました。芋の部分だけでなく蔓にはムカゴと呼ばれる大豆ほどの実を付け、これも食用になるほか、春には新芽も山菜として食用とします。 自然薯は地上部分に長い蔓を伸ばします。葉の形は細長いハート型で、先が細く尖った形をしていて、秋になると葉の付け根部分にムカゴと呼ばれる実をつけます。地下の芋の部分は秋に肥大しますが、冬に地上部が枯れ、春になるとその芋の先から新たな芽が伸び成長し、地上部が伸びていくに従い芋の養分を吸ってしまうのでしぼんでいきます。そして秋になると元のより更に大きく肥大して行きます。天然の物の場合だと5年くらいかけて成長を繰り返し1mほどの大きく長い芋と成ります。 栽培物の場合は早いものだと種芋を定植してから1年、長いものでも3年ほどで収穫されますが、サイズは1年でも1mを越すものが採れるようになります。
保存 自然薯は低温下では休眠状態のまま生きた状態で保存しておくことが出来ます。家庭では乾燥しないように袋に入れて冷蔵庫に保存します。数週間は美味しい状態で食べられます。 冷凍保存する場合は、摩り下ろしてとろろの状態にし、保存バッグなどに入れて冷凍しておきます。解凍後は粘りが弱くなっていることがありますが、再度すり鉢ですり混ぜると粘りが戻ります。
★アミラーゼ アルギニン ムチン ディオスゲニン タンパク質 植物繊維 カロテン ビタミンE、B1 カリウム カルシウム マグネシウム等を含み、滋養強壮をはじめ疲労回復、虚弱体質の改善や食欲増進、免疫力を高めかぜ予防などに優れた効果があると言う事です。 また、自然薯は古くから漢方薬としても用いられていたと言う事です。
調理 生のまま短冊切りにしたものをわさび醤油で刺身として食べるととても美味しい。 とろろ飯やとろろそばなどは、自然薯をすり鉢ですり、出汁または味噌汁で伸ばして使います。 ヤマイモ団子は、すりおろした自然薯に片栗粉を少し混ぜ、沸騰している湯の中にスプーンなどですくって落として煮固めれば出来上がり。鍋料理の具にも成ります。 磯辺揚げはすりおろした自然薯を板のりに包んだり、輪切りや短冊にしたものをのりで挟んで油で揚げます。
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